転校生

「明日、転校生が来んねん」
「どんな子やろう?」
おはようございます、中阪です
昨日のことです
どうやら今日、
転校生が学校にくるそうなんです
なんだか「転校生」って
言葉のフレーズを聞くと
どきどきしちゃうのは
僕だけでしょうか?
ま、そんなことはいいとして
転校生が来るって
なんだかいつもの日常が
変わってしまうような
そんな期待と不安が入り混じった
感覚がありますよね
でもそれは
転校してくる本人にとっては
もっと緊張と不安で
いっぱいでしょうね
新しい土地、新しい環境
新しい習慣、新しい常識
今まで慣れ親しんだこととの
ギャップで押しつぶされそうに
なることもあるかもしれません。
それでも、子供のいいところは
すぐに柔軟に変化に対応できるところです
新しいことへの抵抗が
大人よりも
少ないことです
僕が小学生のころ
中国から1人の留学生がやってきました
名前はたしか
荘くんだったかな
最初の印象は
ちょっとガキ大将っぽくって
気が強そうなイメージでした
おとなしく、控えめな僕は
「たぶん、仲良くはなれないだろう」
その時はそう
思っていました
しばらくして
やっぱりというか
その子はリーダーシップを発揮するような子で
すぐに活発な子たちと
野球やドッチボールなんかで
遊んでいました
でも、あることがきっかけで
僕たちは急接近することになったんです
その子が
輪ゴムを1つ取り出しました
それを手の中で
くるくるっと動かして
ぴっと前にはじいたんです
そしたら、その輪ゴムは
地面についた瞬間
すごいいきおいで
まるで生きてるように
戻ってきたんです!
その様子を
見るともなしに見てたんですが
僕の頭の中では
「ええええええええええええ」
ってなって
気づけば
その子の側で
見ていました。
すると荘くんは
「やりたい?教えてあげる」
ほんとに!?やりたい!
そんなささいなことから
それから毎日のように
輪ゴムバックスピンの猛特訓
学校の校庭の前に座って
ぴん~、ぴん~
もっとこうしたらいい
このタイミングではじくんだよ、そう!
今までもっていたイメージとは
まったく違って
辛抱強く、丁寧に教えてくれる
荘くん
「ああ、もっと早く
仲良しになってればよかった」
3か月後、
荘君はまた
中国に帰っていきました
小さなメモ書きに
中国の住所を渡してくれて
残念ながら
そのメモ書きは
どっかにいってしまったけど
今でも輪ゴムを持つと
その子の顔が思い浮かびます
スポーツ刈りで
したまつげが長く
がっちりした体型
僕がはじめて
輪ゴムバックスピンができたとき
自分のことのように
喜んでくれた
彼とはそれ以来
一度も会ったことはないけど
輪ゴムバックスピンは
今でも
僕の得意技のひとつとして(笑)
自分の中で生きてます
ありがとう
輪ゴムバックスピン
何かのきっかけで
今まで持っていた
印象や疑い、イメージって
カンタンに変わります
勝手な思い込みで
損してることって
たっくさんあるんですよね
まっさらな気持ちで見てみれば
また違った真実が
見えてくるかもしれませんね
僕が勝手に描いてしまってた
荘くんのイメージのように
それでは、今日も一日。
はりきっていきましょうーー!!!!
それでもやっぱり
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