おじいちゃん

「おじいちゃん、おこずかいチョーダイ」
「その前に、おはようやろ」
そういって100円渡してくれる
おじいちゃんはいつも笑ってました
おはようございます、中阪です
明日って敬老の日なんですね、考えたらね、
僕の年ってもう
おじいちゃんになってる人もいるんですよね~
同い年で、そういう人も何人かいるんですよ
考えたらこわいわ!
いやね、娘と歩いててお孫さん?
って思われてるんとちゃうやろか!?って
ちょっとだけ心配になってきたんです(笑)
僕はね、めちゃめちゃ
おじいちゃんっ子でした!
おじいちゃんが大好きでした
当時、おじいちゃんは灘に住んでて
今の僕と同じく
中華料理店をやってました
客席は15人くらいかな?
そんな小さなお店なんですけど
王子動物園行くのに
よくおじいちゃんのお店に行ったもんです
そんで、もらった100円のおこずかいを持って
遊園地にあるロボコンに乗るのが楽しみでした
おじいちゃんのお店は
「秀宝園」って言って
聚鳳の「しゅうほう」って読みも
ここから貰ったんですよ、じつは
おじいちゃんの作る料理は
どれもとてもおいしかった
たぶん、愛情が満タンだったんでしょうね
といっても、僕はあまり
お店の料理を食べた記憶はないんですよね
全部ほんと手間のかかる中国の郷土料理で
じゅわっと肉汁がでるでっかい肉団子だったり
「赤なっぱ」といって
炒めたら汁が真っ赤になる野菜だったり
「ファンユ」といって
黄魚って魚とニンニクゴロゴロ入った
ピリ辛の煮こごりだったり
「ポーイ」といって
中国の乾燥湯葉と
豆苗を炒めたのだったり
熱湯で真っ白になるまで
きれいに皮むきをしたセンマイと
タケノコを炒めたのだったり
だから僕、センマイなんて小さい時は
白いもんだと思ってました
それが大きくなっていざ料理してみると
黒いセンマイに熱湯をかけて
「あちあちち」って言いながら
熱いうちに皮をめくってくんです
そんなけ苦労してそうじしたセンマイも
焚いたら、3分の一くらいになっちゃう
それを僕はその時
おいしいおいしいって
バクバクバクバク
口に放り込んでたんですよね
今、僕はその時の自分にこう言いたい
「もっと味わって食べろ!」(笑)
おじいちゃんはとても手先が器用でした
何でも自分で修理しちゃいます
僕はそんなおじいちゃんを見て
育ったので
けっこう網戸を張り替えたり
椅子のシートを張り替えたり
電気製品を分解して直したり
DIYでなにかを作ったり組み立てたりするのが
好き。。。というか苦には思わないですね
器用貧乏とはよく言ったもので
本来こういうのって
「餅は餅屋に任せる」方が
絶対にいいものができるんだけど
わかっててもそういうことするのは
好きですね
そういうことをしてる時に
「おじいちゃんとそっくりやなぁ」って
言われるのが好きだから
おじいちゃんはまた
とってもやさしかった
けっこう子供って残酷なくらい
わがままなんですよね
少しくらい前に書いたんだけど
喫茶店に行って
レーコー(アイスコーヒー)に
食パンと浸してふにゃふにゃにして
食べたりとか!
なんかペダルでこぐ車を買ってもらって
家までこいで帰ってきて
それでもう疲れて、思ったのよりも大変やって
「もういらない」って言うたそうです、僕
いまだにそのこと言われます、チクチクと(笑)
でもね、おじいちゃんは。。。
あきませんよ、
もちろんあかんことなんやけど
許す心を持ってました
つけこまれて悪い友達に騙されたって
話も何度か聞きました
それでも許す心を持ってました
僕はそんなおじいちゃんが
大好きでした
明日は敬老の日ですね
聚鳳にもお祝いをしてくれる
ご家族がよく来ます
その時のおじいちゃん、おばあちゃんの顔ったら
ないですよ
いつもムスっとしてるおじいちゃんが。。。
孫を前にしたらもうデレデレ!
そんないいおじいちゃんっぷりを
こっそりほほえましく見てます(笑)
いつか僕も
そんなおじいちゃんになる日が
くるんだな~~~、
きちゃうんだな~~~~~
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楽しみにしとこ!!!
まだまだ先やけど!!!
まだまだね
それでは、今日も一日。
はりきっていきましょう~~~~!!!!!
それでもやっぱり
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