イラっときたそんな時

おはようございます、中阪です
今日は日曜日、昨日はね
久しぶりに聚鳳おおにぎわいでした!
そんな中、嬉しかったのが
2階の個室で
お子さんの誕生日パーティーをしてくれた
お客様
「前に食べにきておいしかったので
今日は家族できました」
こういう大切な日に
聚鳳に来てくれるって
なんだか嬉しいですよね^^
子供ってほんと
どんどん大きくなりますね
このお仕事をしてると
いつもそのことを実感します
それでも子供って
やっぱり小悪魔ちゃん
まぁ、うちでもそうですけど
日頃言うこと聞かなかったり
言ったことしなかったり
ちっとも話聞かなかったり
おもわず「カーーッ」となったり
イラっとくることも
いっぱいありますよね
靴下ほっちらけ
部屋はちらかり放題
宿題終わってない
etc.etc.、、、
でもね、そんな時にふと
自分の小さかった頃のことを思い出すと
まぁまぁ心当たりあること
ばっかりなんですよね
僕がね、今でも覚えてる
昔なんでこんなことしたんだろうって
イタズラがあるんです
父が大事にしてたレコードプレーヤー
その横についているスピーカー
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まあ、こんな感じのやつなんですけど
触ると上にかぶざってる布の表面が
ザラザラしてるんです
「これでリンゴ擦れるかも?」
こう考えた瞬間
気が付くとすごい集中力で
もくもくとリンゴをこすりつけてる
実験中の科学者である自分に変身するんです
後になって
「悪いことしたなぁ~」って
思ったんでしょうねぇ
そのことは今でも鮮明に
覚えてます
でも、その時は
好奇心というか、
冒険心と言うか
もちろん悪いことしてるなんて気持ち
微塵も思ってなかった。
そんなもんなんですよ
だから僕はそんな時
一息ついてから
こういうようにしています
「なんでこれをしようと思ったの?」
その答えをじっくり聞くと
いつも面白い世界を見せてくれるんです
しつけはもちろん必要です
でも、叱る前にちょっと一息ついて
相手の心の中の声
知る努力をしてみるのはどうですか?
これは自分でコントロールできることです
その後ならきっと
相手も受け入れやすくなってますよ
それでは、いきますよぉ~
今日も一日。
はりきっていきましょうーーー!!!
P.S
僕が「ちょっと待って一息つく時」に
いつも思い出す一文があるんです
ちょっと長いけど
その時の心の描写が好きで
よく読むんです
あなたにも効果があると
嬉しいな
思わず我が子を
ぎゅっとしたくなりますよ
父は忘れる (リビィングストン・ラーネッド
坊や、きいておくれ。
お前は小さな手に頬をのせ、
汗ばんだ額に金髪の巻き毛をくっつけて、
安らかに眠っているね。
お父さんは、ひとりで、
こっそりお前の部屋にやってきた。
今しがたまで、お父さんは書斎で新聞を読んでいたが、
急に、息苦しい悔恨の念に迫られた。
罪の意識にさいなまれて
お前のそばにやって来たのだ。
お父さんは考えた。
これまで私はお前にずいぶんつらく当たっていたのだ。
お前が学校に行く支度をしている最中に、
タオルで顔をちょっとなでただけだといって、
叱った。
靴を磨かないからと言って、
叱りつけた。
また、持ち物を床の上にほうり投げたといっては、
どなりつけた。
今朝も食事中に小言をいった。
食物をこぼすとか、
丸呑みにするとか、
テーブルに肘をつくとか、
パンにバターを付けすぎるとかいって、
叱りつけた。
それから、お前は遊びに、
お父さんは停車場へ行くので、
一緒に家を出たが、
別れるとき、お前は振り返って手を振りながら、
お父さん、行ってらっしゃい!」といった。
すると、お父さんは、顔をしかめて、
「胸を張りなさい!」といった。
同じようなことがまた夕方に繰り返された。
わたしは帰ってくると、
お前は地面に膝をついて、ビー玉で遊んでいた。
長靴下は膝のところが穴だらけになっていた。
お父さんはお前を家に追いかえし、
友達の前で恥をかかせた。
「靴下は高いのだ。
お前が自分で金をもうけて買うんだったら、
もっと大切にするはずだ。」
― これが、お父さんの口から出た言葉だから、
われながら情けない!
それから夜になって
お父さんが書斎で新聞を読んでいるとき、お前は、
悲しげな目つきをして、おずおずと部屋に入ってきたね。
うるさそうにわたしが目を上げると、
お前は、入り口のところで、ためらった。
「何の用だ」とわたしが怒鳴ると、
お前は何も言わずに、さっとわたしのそばに駆け寄ってきた。
両の手を私の首に巻き付けて、私に接吻した。
お前の小さな両腕には、
神さまがうえつけてくださった愛情がこもっていた。
どんなにないがしろにされても、
決して枯れることのない愛情だ。
やがて、お前は、
ばたばたと足音をたてて、
二階の部屋へ行ってしまった。
ところが、坊や、
そのすぐ後で、
お父さんは突然何ともいえない不安におそわれ、
手にしていた新聞を思わず取り落としたのだ。
何という習慣に、
お父さんは取り付かれていたのだろう!
叱ってばかりいる習慣
―まだほんの子供にすぎないお前に、
お父さんは何ということをしてきたのだろう!
決してお前を愛していないわけではない。
お父さんは、まだ年端もゆかないお前に、
無理なことを期待しすぎていたのだ。
お前を大人と同列に考えていたのだ。
お前の中には、善良な、立派な、
真実なものがいっぱいある。
お前の優しい心根は、
ちょうど、山の向こうからひろがってくる
あけぼのを見るようだ。
お前がこのお父さんに飛びつき、
お休みの接吻をした時、
そのことが、お父さんにはっきりわかった。
ほかのことは問題ではない。
お父さんは、お前にわびたくて、
こうしてひざまずいているのだ。
お父さんとしてはこれが、
お前に対するせめてものつぐないだ。
昼間こういうことを話しても、
お前には分かるまい。
だが、明日からは、きっと、
よいお父さんになってみせる。
お前と仲良しになって、
一緒に喜んだり悲しんだりしよう。
小言をいいたくなったら舌をかもう。
そして、お前がまだ子供だということを
常に忘れないようにしよう。
お父さんはお前を
一人前の人間と見なしていたようだ。
こうして、あどけない寝顔を見ていると、
やはりお前はまだ赤ちゃんだ。
昨日も、お母さんに抱っこされて、
肩にもたれかかっていたではないか。
お父さんの注文が多すぎたのだ。
デール・カーネギー著「人を動かす」より
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