「どうしても今日中に行かなあかんねん」
「わかった。なんとかする
でも、このことは絶対会社の人には言わないで」
昔、中国で働いていた時に経験した
とんでもない裏技の話です
今はもう時効なのでお話しします。。。
おはようございます、中阪です
僕がアパレルの会社で
駐在員をしてた頃
日本から上海に降りて
そこからガタガタ揺れる
国内機に乗って30分
寧波というところまで行ってました
一日仕事にはなりますが
その日のうちに工場につくことが出来ます
これが正常な場合
でも、国際線が遅れたり
天候の状況で運行が停止なんてことも
よくある話です
中国国際航空(CA)なんて
3時間フライトが遅れるなんてのもザラでした
そんな時はどうしたかというと
夜中じゅうタクシーを飛ばしてもらうんです
大体6~7時間くらい
当時、僕が行ってたところで
よく見かけたタクシーは2種類
日本産の軽自動車のシャーリーと
外国産のサンタナ
色は赤色に統一されてて
これがちゃんと登録してるタクシー
それ以外は乗っちゃダメ
今は改善されてるかもしれませんが
交通ルールを守らないので
当時は車道にもじゃんじゃん人が渡ってきます
なので車はずっと
パーパー!!パパーーーーー!と
クラクション鳴りっぱなし
運転も荒いから
最初はずっと足突っ張ってて
着いたら筋肉痛になってました
でもそれに慣れると
日本に帰ってきて
高速とか走ってると
あまりに静かすぎて
クラクション鳴らさなくて大丈夫?と
逆にそわそわと落ち着かなかった
慣れってほんとこわいですね
それでも、これもまだ序の口
その時に経験したのは
もっとすごい裏技でした
夜中の8時ごろ
中国人のスタッフの李さんから電話
「手配したよ、今から出れる?」
それで、車に乗って港まで行きました
そこに待ってたのは小さなボート
「これに乗って、着いたら電話して」と李さん
(おいおいまさかこんな小さなボートで
寧波まで行くの?ウソでしょ!)
「ダイジョブ、船ある」
え~~~~~~~~~~~
なんだかよくわからないままそのボートに乗って
暗い海の中へ
走ること20~30分くらい
沖にはとっくに出航した大きな客船
そこからはしごをつたって
直接部屋の中へ
用意されてたのは
結構広いたぶんVIP用の部屋
緊張のあまりその日は
ぐったりとベットにそのまま寝てしまいました
翌朝、船長らしき人が
お出迎えしてくれて
タクシーに乗せられました
無事工場についたときの安堵感って
そりゃものすごかったですよ
次に上海に行ったときに
李さんにお礼に
スウォッチの時計買って持ってったんですが
もう辞めていませんでした
すごいコネというか
たぶん普段からそういう
人との繋がりを大事にしてたんでしょうね
貴重な体験というか
裏技を見せてもらいました
なんだか映画に出てきそうな
そんなウソのような本当の体験でしたー
なんにでも裏技ってのはあるもんですね
やるべきことに意識を100%向ければ
それを達成する方法なんてのは無限にあります
絶対やるって決めたなら
あらゆる可能性を試してみることです
かならず道は拓けると信じて行動すれば
なにかしらの成果は出てきます
大きい小さい関係なく
自分が行動した結果を
自分で受け入れる覚悟を決めること
その方がずっと楽しいですよ
大変だけどね^^
それでは、今日も一日。
はりきっていきましょう~~~!!!
P.S
聚鳳にも裏メニューがたくさん存在するんですよ
それを見ることができる人は
ごく一部の〇〇会員だけ。。。